いかさまジャンケン
田中果樹園、三代目 田中正一
まだまだ蒸し暑い秋のはじめ、
田中果樹園三代目である田中正一の前に
一代目、田中信玄と名乗る小さな銅像が現れた。
3代目として果樹園を継ぐ青年のもとに、亡き1代目おじいちゃんが小さな石像の姿で現れ
果樹園の未来を懸けたじゃんけん勝負を仕掛けてくる話
2020/09.10 キービジュアル解禁
2020/09.13 撮影クランクイン・アップ
2020/09.27 本編 解禁
2020/10.11 メイキング動画 解禁
田中果樹園ショートドラマin2020ぶどう編。ぶどう編としては7作目にあたる。
竹中透監督、「いない世界」より監督業を一時休止後、単独監督としては本作が復帰作。
企画当初、ぶどう編は同日に2本の撮影が決まっており、その隙間で撮れるとにかく短い作品、時間が掛からないをテーマに脚本執筆がされている。
石像を使うアイデアは、4.5年前に何を目的に買ったすら覚えていない置物を断捨離最中に見つけ、持ち前の勿体ない精神によって捨てる前にもったいないから一本撮ろうかということで、監督業休止中に立ち上げた竹中個人YouTubeチャンネルの短編映画企画。
今回果樹ドラシリーズとして、田中家の話、新型コロナウイルスの状況が肉付けされた。
撮影は4K画質が可能な一眼レフEOS90Dをメイン機材として使い、さらに手振れ補正に強いOsmo Pocketが使用された。
なお一人作品のため、撮影はとてもシュールな光景が続いた。また今回のような一人劇は監督自身が映画を撮り始めた初期の頃、量産された人間と物 シリーズを彷彿される内容となっている。
石像おじいちゃん、田中信玄の声は監督自らアフレコを実施。
当初はボイスロボ音声を使う予定であったが、編集時感情表現に限界を感じ、急遽監督自ら声を吹き替えることになった。
なお「ハウルの動く城」の カルシファーの声マネを行い、速度を85%に落とし、エフェクト「地獄のコーラス」を被せて完成されている。
ちなみに候補として勇ましい声、低い声、おじいちゃん声等も事前に収録していたが、比較するまでもなく現在の声質に決定されている。
主人公が一人のため、撮影済みの映像を上手く繋げるため、通常の作品よりも映像編集に2倍(約1週間)掛けられたのち本編が完成された。
竹中透
脚本
Pudding
撮影・編集・音声・音響・整音・効果音・色調調整・視覚効果・小道具・絵コンテ・スチール
音楽選曲・ロケーション・予告・メイキング・タイトル・WEBサイト・ポスターデザイン
竹中透
音声・メイキング撮影
田阪祐樹
ロケ
田中果樹園
アクターズスタジオ
役者スケジュール連携
西村京子
Special Thanks
田中和幸