フレームの壁

1:46
※YouTube完全版


脱出するぞぉ~

待ち合わせ時刻に遅刻してきた後輩を叱り、一先ず会場へ走る2人のアイドルオタク。
しかし道中、突然森へワープし閉じ込めらてしまう。

 

はたしてこの不条理な世界から抜け出すことができるのか?


 

 

 

オタク先輩 役

瀬戸周明

 

 

 

オタク後輩 役

西村朋也


※本作は縦画面での鑑賞を推奨しております。

TikTok版はこちら

アイドルライブに急ぐ二人のオタクが、突如画面フレーム枠に閉じ込められるもお助けアイテムを使い脱出する話。

2021/05.30 撮影クランクイン&アップ
2021/06.13 本編公開(TikTok版)

 

竹中透監督作品。

TikTokと東宝、新たな映画祭『TikTok TOHO Film Festival 2021』出品作品。


【映画祭独自決めごと】
①9:16(縦型)
②15秒~10分以内

 

映画祭キャッチコピー:

映画はもう、だれかのものじゃない


以下竹中透監督よりコメント
企画考案時、既にTikTok内で出品投稿されている動画を数本視聴、映画的な作品がほとんど見受けられず、TikTokユーザーへ向け動画が多いと知り、「ザ・映画」を感じられる作品作りを決意しました。

今や誰もが当たり前に持つスマホ。画面いっぱいいっぱいを無駄なく使いたい、縦型で撮る意味の理由をテーマに2分割、同時進行、リアルタイム展開をスマホ(箱)の中で完結できる構造をセッティング。

 

また、TikTok動画で定番の説明テロップや字幕を完全廃し、トーキー映画時代の原点、見れば一発でわかる映像表現(ちゃんと絵で語れる物語)、そして縦型でしか表現できない必然性を詰め込みました。

 

 

撮影はSONYミラーレスカメラa6400を使用。現場音声は使用しないためTikTok最短秒数である15秒を現場でカウントし、上下の画面の受け渡しを交互に撮影しています。

また、完成版は5シーン構成となっていますが絵コンテ段階では6シーン存在。こちらは編集時にタイミングがどうしても合わず、泣く泣くその1シーンは外すことにしました。

 

公開はTikTokにて「不思議箱屋」新規アカウントを開設し15秒1本×5分割投稿。後日5シーンを一本にまとめ更にクレジットを含めたYouTube完全版を公開予定です。


【ストーリー解説】

アイドルオタクの先輩と後輩。

裏設定ではオタク歴15年以上の先輩と、数か月前にオタクになった後輩。ライブ会場へ行く前の待ち合わせで、後輩が遅刻し到着したため叱る。

 

時間がない為、さっそくライブ会場への走るも突如森にタイムワープ。更に見えない壁に足止めをされてしまう。

 

終盤、お助けアイテム(斧)をゲットし、壁を破壊し脱出成功となるも、思いのほかに時間が過ぎており唖然とする二人の表情でエンド。

 

なお当初のエンディングでは、更にとてつもない広い第2ステージ案を想定していたが、広さを表現できる場所が見つからず、縦画面だと映像表現の限界もあり、オタク先輩(瀬戸周明)がボソっとつぶやいたアイデア案が最終的に採用されました。

本編画像




竹中透

脚本

Pudding

撮影・編集・音声・音響・整音・効果音・色調調整・視覚効果・スチール・ロケーション
絵コンテ・小道具・タイトル・WEBサイト・ポスターデザイン

竹中透


撮影サポート

小嶋さくら

アクターズスタジオ役者連携

西村京子

ロケ場所

豊平公園