不条理で理不尽な教室
解放されるのは一人だけ
突然、空き教室に閉じ込められてしまった三人の大学生。自ら先生と名乗る子供達の強制ルールによって行動を制限されてしまう。
果たして三人は無事に不条理で理不尽な教室から抜け出すことができるのか?
大学生役・・・齊藤拓海
大学生たちが目前の不条理で理不尽な仕打ちの打破に成功するものの、その後更なる不運が襲い掛かる話。
2019/02.21 キービジュアル解禁
2019/02.23 撮影クランクイン・アップ
2019/04.29 予告解禁
2019/04.30 本編&メイキング解禁
当初中編映画「いない世界」の企画内で抑えたスケジュールであったが撮りきれない事が判明し、延期判断を余儀なくされた際、折角なのでこの機会に短い作品を撮れないだろうかと考え、製作されたのが本作「不条理で理不尽な教室」である。
見てお分かりの通り「世にも奇妙な物語」にかなりインスパイヤされているが発想の起点は舞台を大学にした場合「最も場違いな登場人物は誰か?」をテーマに導き出した結果、ご存知の子供達に辿り着く。
また「抑えてもらった教室を使い切りたい!」という一心から「教室転移」を考案。
序盤の暗い教室内に潜む子供達のビジュアルのイメージはホラー映画「ライト・オフ」を参考にしている。
終盤、二人の先生が登場した瞬間、教室全体が白くなるホワイトルーム化は、編集の段階で編み出された演出である。
本編最後、不思議箱屋作品ではとても珍しいバッドエンド方式を採用。
しかし実はこれ、脚本完成時にこの案は存在せず、不思議箱屋のスタッフメンバー内での仮編集版試写会を実施した際、冗談で「助かったと思った矢先、事故にあったらそれこそ不条理だよね」という一声が発せられたことに、タイトルの意味合いを含め、ピッタリとハマった為、即採用している。
なお彼らが事故に遭ったカットがない為、あの音が実際に彼ら3人のものなのか否かは、観客の想像にお任せする。
ちなみに本作より三脚を新調(KF-TM2534T )しており、パンが綺麗に出来る為、カメラの平行移動等を演出として使用している。
竹中透
脚本
Pudding
撮影・編集・音声・音楽・音響・整音・効果音・色調調整・視覚効果・小道具
絵コンテ・スチール・ロケーション・予告 ・メイキング・タイトル・WEBサイト
ポスターデザイン
竹中透
ロケーション連携
相田純耶
撮影協力
北海学園 映画研究会
アクターズスタジオ 役者スケジュール連携
高橋一成 西村京子