勇者の剣9999

最後の一人になれ

待ちに待った給料日、自らの不注意で給料全額を紛失してしまったOLいのりは、公園のベンチで途方に暮れていた。

 

そこへ突然ゲームをナビゲイトする「中島」が現れる。彼女が語るには公園内に生息中の人間に化けた地球外生命体を「勇者の剣」でズバッと切ってくれと…。

 


 

 

 

いのり 役

小嶋さくら

 

 

 

中島ちゃん 役

髙坂莉那

 

 

 

中島、小島 役

田阪祐樹

 

 

 

レイカ 役

彩亜夜光

 

 

 

ターゲット1 役

高橋信也

 

 

 

ターゲット2 役

石川佑也

 

 

 

ターゲット3 役

鳥谷部秀平

 

 

 

ターゲット4 役

八乙女雪

 

 

 

ターゲット5 役

イガビッシュ


給料全額を紛失し、打ちひしがれていたOLいのりが勇者の剣を武器に、おかしなゲーム世界でナンバーワンプレーヤーになる話。

2021/05.10 撮影1日目
2021/05.23 撮影2日目
2021/05.30 撮影3日目
2021/10.16 本編解禁
2021.10.17 メイキング動画解禁

 「勇者の剣9999(ゆうしゃのつるぎ)」、竹中透監督作品。監督作としては第86作目にあたる。


企画スタート地点では、不思議箱屋メンバー内で全て完結できるゲーム要素を含んだ気軽に撮れる短いショート作品から始まっている。

その後、どんどん設定や要素が増えていき、脚本が当初予定されていた2.3時間の範囲内で撮りきれなくなり、企画変更、現在の完成形に行き着いた。

 

 

物語は「Fate」シリーズのマスターとサーヴァントの関係性、ゲーム要素(「GANTZ」「今際の国のアリス」など)当時監督自ら好きな要素がふんだん組み合わさっている。

また劇中で二人が「あの方は…切れません(切れます)」は当時ホットペッパービューティーのCMで好き過ぎてオマージュした経緯が裏にある。

 

 

 

本編は大人版中島に切り替わる後半パートから撮影

※CANON一眼レフEOS90Dにて。

 

その後、中島ちゃんのシーンを新規投入されたミラーレスカメラ(a6400)にて撮影。

この為、前編と後編ではカメラが異なるため雰囲気が大幅に変わっている。

 

 

ロケ場所は以前から何度も利用している中島公園登場キャラクターの「中島」もここから引用。

 

また不思議箱屋製作作品4作目にあたる「マイノート/選択」(2011年)よりシーンの再現や全く同じ場所にて撮影がされた。

後半パートよりレイカの持つ「ステッキ・マジック・ワールド」は同役演じた彩亜夜光の手作りである。

 

 中島公園での撮影は毎回環境起因による問題が発生することが多く、今回も例外ではなく、後半パートは清掃車やヘリコプターの飛行音、カラスにかなり悩まされた。

 

しかし、中島がいのりを応援する場面、背景に大量のカラスがタイミングよく一斉通過、この狙っていない演出は現場で監督を大満足させている。

 本作は完成までにかなりの時間を要した。不思議箱屋作品では通常早くて2週間、長くて撮影してから1か月内の公開が多い。

理由として新型コロナの影響で撮影なかなか進行できず、脚本を大幅に改変、撮影後も監督自らのこだわりの為、納得出来る編集に辿り着けず、結果、企画から半年後、多くの力を借り、何とか本編が陽の目を見ることができている。

※本作品は映画撮影における「新型コロナウィルス感染予防対策ガイドライン」に乗っ取り撮影を行っております。

【 ゲーム設定・ルール 】

 

・3時間ごとのボーダーラインで一番得点が高い勝者1名のみが、現実世界へ戻ることができる。

 

・1番になれなかった者は、記憶を保持したまま、再び得点0からゲームに強制参加となる。

 

・ゲームをクリアした場合、①記憶を消され、現実世界に戻る②記憶とポイントを維持したままで再度ゲームに参加する権利を得る。のどちらかを選ぶことになる。

 

・支給されたスマホからは、ターゲットや他プレーヤーの得点を見ることができる。

 

ターゲットは人間に化けた地球外生命体。見た目は人間だが、一定のダメージを加えると転送される。

 

・プレーヤーの基礎体力は1000

本編画像

キービジュアル




竹中透

脚本

Pudding

撮影・編集・音声・音響・整音・効果音・色調調整・視覚効果・スチール・ロケーション
絵コンテ・小道具・メイキング・タイトル・WEBサイト・ポスターデザイン

竹中透


撮影・音声

田阪祐樹

タイトルロゴ

小嶋さくら

アクターズスタジオ役者連携

西村京子

ロケ場所

中島公園