夏ホリ
高校生最後の夏休み、再び
高校最後の夏休み最終日、
補習授業として川辺のゴミ拾いをする5人の生徒達。
草藪で時の精霊が潜む魔法のランプを見つけたことがキッカケで、夏休み初日に戻ることができるという願ってもみないチャンスを手にするのだったが・・・。
時の精霊による無限ループにハマり込んでいたクラスメート達が、抜け出す話
2018年 08/11 撮影クランクイン&アップ
2018年 09/16 予告解禁
2018年 09/16 本編解禁
2018年 09/16 メイキング解禁
夏休み制作プロジェクト企画作品。
タイトル「夏ホリ」の由来は 日本語の「夏休み」と英語の「休日」を差すホリデーを組み合わせた造語です。
将来を嫌でも考えさせられる高校3年というボーダーラインをキーワードとした作品、夏休み期間中に撮る事を大前提とした作品、この2つが合致した青春×️夏休み×️時間をテーマに脚本を練りました。
夏休みが始まる前、規則正しい生活をして時間を有意義に使おう!それでもって夏休みを思う存分満喫しよう!と意気込むものの、途中から堕落してしまい気づいたら残り数日となってしまう、それが夏休み(談:Pudding)。
そんな最終日に「時間を戻すことができる」と願ってもみないチャンスが舞い込んできたら人はどうするか?十中八九「夏休み初日に戻る」を選ぶのではないでしょうか?
その選択が実は何回も何十回繰り返され、気づかないうちに永遠にループしていたら、果たしてそれは本当に幸せと言えるか?を着眼点としました。
集められた問題児と劣等生徒、はじめはバラバラだった彼らが次第に心を通わせていく、そして時を操る精霊ジニー(推定年齢200才)の出現。学校に馴染むことが出来なかった主人公和也がそのキッカケに気づく物語。
キャスティングは先に撮影日を決め、高校生(又は高校生に見える)出演者の募集をかけ、当て書きで登場人物を構築しています。
撮影当日はあいにくの雨。一つ前に撮った「あかりシズカ」程の豪雨ではないにせよ、小雨が降り続く悪天候の中で撮影を行うことになりました。
尚初めての撮影場所、初キャスティングが3名、不安定な天候の中、約6時間半の撮影で全て撮り切りました。
極力音楽を廃しシンプルに淡々と描く序盤、登場人物達を第三者目線で描きつつ彼らの人間関係図が明かされたと同時に、中盤は魔法ランプで違和感サスペンスへ移行し、終盤のオチで一気に畳み掛ける。
今回、短編映画として短くまとめるにあたり、気を配ったポイントです。
是非、ご覧ください。
竹中透
脚本
Pudding
撮影・編集・音声・音楽・音響・整音・効果音・色調調整・視覚効果
絵コンテ・スチール・ロケーション・予告・メイキング・タイトル
竹中透
撮影・メイキング撮影
田阪祐樹
アクターズスタジオ 役者スケジュール管理
高橋一成 西村京子