ワールド ウィズアウト ヒーローズ
World without heroes/ヒーローの要らない世界
ヒーローはどこにいるのだろうか!?
人と人とがぶつかり合う。
なぜ、イガミ合うのだろうか・・・
ヒーローはどこに?
赤ちゃん 役
千葉統真
2016/10.01 撮影
2016/10.02 本編解禁
アイアンフィルムメーカーコンテスト2016 提出作品
※詳細URL ここから
事前発表テーマ「隠れたヒーロー」
当日発表テーマ「作品に子役を出演させること」「日常を取り入れること」
今回、チーム:不思議箱屋4回目の出場。メインメンバーは昨年と同じ。
スタッフ佐藤の赤ちゃんをキャスティング。赤ちゃんに慣れていないキャスト・スタッフは苦戦を強いられた(汗)
当初の企画では赤ちゃんをおっさんボイスで喋らせる、いわゆるコメディ ものであったが編集で音楽を付ける段階、とある公共CMに感化されシリアス系に路線変更している。
尚タイムリミット24時間であったが、僅か16時間(深夜2時)に完成。
コンテスト全10チームにてスタート、上位3チーム進出枠は落選し入賞ならず。
① 平和は微笑みから始まります。 (マザー・テレサ)
Peace begins with a smile.
② 人と人とがぶつかり合う。
Clash between people.
③ なぜ、イガミ合うのだろうか?
Why would fit Conflict?
④ 平和への道はない、平和こそが道なのだ。(ガンジー)
There is no path to peace. Peace is the path.
⑤ ヒーローのいらない幸せ。
Happiness that do not need a hero.
『World without heroes/ヒーローの要らない世界』
技術的にとても質の高い作品であった。またバラエティに富んだキャスティングも魅力的であった。グランプリ作と同 じく、何があろうとも日常を営めることこそ幸せであって、そうあるために生き続ける人こそヒーローであると描いている。
よいコンセプトであったが、タイトルから容易に連想されやすい「既視感」のある映像にとどまってしまい、枠を 飛び出せなかった印象を受けた。
赤ちゃんや母親の登場するシーンは演技もナチュラルで、映像の色温度も心地 良かったが、映像の上に表示される文字の書体選び・大きさ・レイアウトなどが稚拙であったため、ストーリーに入り 込むのに集中力を欠いた印象を受けた。
日常の要素が強かったグランプリ作とどうしても比較されてしまい評価が 伸びず、よいコンセプトだっただけに心残りであると同時に、同じコンセプトのグランプリ作と同じ土俵に立ってしまっ たことに不運さを感じた。
竹中透
脚本
チーム不思議箱屋
撮影・編集・音声・音楽・音響・整音・予告・メイキング・タイトル
竹中透
絵コンテ
千葉真美子
アクターズスタジオ 役者スケジュール管理
西村京子